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新耐震基準がさらに見直されるかも!?

皆様

満開だった桜も昨日まででひとまず見頃を過ぎたように見え、気温も汗ばむほどになってきたように感じます。

さて、今回のお題の通り「新耐震基準がさらに見直されるかも!?」についてご説明いたします。

2024年1月1日に発生した登半島地震。

消防庁の発表によると、死者は200名を超え、負傷者は1200人超であったことがわかりました。

1995年1月の阪神淡路大震災では、地震当日に犠牲になった5,036名のうち76 %にあたる3,842名が、 地震発生から1時間以内に亡くなっており、この内、家屋倒壊による圧迫死や窒息死が9割だったとのことです。

そして倒壊した家屋の大半は木造住宅でした

石川県が2月2日に氏名を発表した報告によると、死亡者数の多くが木造家屋の倒壊による圧迫死だったといわれており、 阪神・淡路大震災の被害との共通点が指摘されています。
1981 (昭和56)年以降に適用された新耐震基準を満たした家屋の割合は(2018年調べ)、全国平均は約87 %ですが、輪島市の場合は約45 %と平均をかなり下回っていました。

高齢者の住民割合も高く、建て替えや補修がなかなか進まないというのが大きな理由と思われます。

こうした耐震基準に満たない家屋が多く、その結果、倒壊して、 多くの犠牲者が出たことから、  建築基準法を改正して、 現状の耐震基準の見直しの必要性があるかどうかを検討し、 今秋にも検討結果をとりまとめる方針とのことです。