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【アコラムvol.22】生産緑地の2022年問題

こんにちわ

生産緑地の2022年問題について少しお話しを。

そもそも生産緑地とは都心に存在する農地のことで、家を建てることが出来る「宅地」よりもはるかに固定資産税が安かったり、相続税・贈与税の納税猶予など「税負担の軽減などを受けることが出来る農地」の事です。

簡単にいえば2022年にはこれらの税の軽減措置が終わってしまって、都市圏で農地を手放す人が増えるかもしれないとのこと。

そうなると、地価が暴落する可能性があります。

あとは都心で農地を営む人が急激に少なくなって緑が少なくなり、アスファルトジャングル化するのもさみしいです。

しかし、対策は講じられています。

「特定生産緑地指定制度」です。

この制度により、一定の条件を満たせば今ある農地を手放さなくとも税制優遇措置が10年延長されます。

それに万が一、農地を営む方が高齢で泣く泣く営農を続けられない場合でも、農地の貸借が可能です。

正式な後継者がいなくとも、若い方に農地を借りてもらい、その方がカフェなどを併設して、そこにオーナーさんがお茶をしにくる。

なんて風景がそこら中に広がれば素敵ですね。